7:25 自宅発
8:10 徳間峠登山口。上手に入れれば5〜6台は入る空き地がある。
8:15 発。林道沿いにスギナ、木イチゴ、スミレ等の花が咲く。長丁場に成るのでゆっくり花を身ながら歩く。鉄格子のゲートをくぐって青笹への道を右に折れ山の中へ入って行く。杉林を抜けると再び林道に出て田代峠との中間ポイント。
9:10 中間ポイント。ザバスと水分補給。
9:20 発。杉林の中をジグザグに高度をかせぐ。
9:50 田代峠。展望なし。暫く行くととてもレアーな糞がありビックリ。人間や犬のでもなく鹿の糞でもない。熊でも出るのかなと思っていたら、左側の笹藪でガサガサ音がしている。他の登山者なら良いと思い道を確認しながら歩いていると、突然右側の笹藪へ勢い良く走り込んで行く音がする。熊らしき物が横切ったすぐ目の前が垂直に近い斜面だが、どうやら登山道らしくロープが付けられている。ここがガイドブックに書かれている急坂らしい。およそ3メートル位の高さがある。斜面に取り付いて半分ほど登って処で岩肌にイワカガミの葉を発見。いよいよ念願の花に出会える。まばらに花が咲いているが白い花のようだ。イワカガミの花はピンク色だと思っていた。崖を登り切ると熊の事を思い出し鼻歌を歌ったり鈴を鳴らしたりして歩く。登山道の両側にはイワカガミの群落が続く。相変わらず花は白い。似たような崖を2〜3カ所登り展望台に着く。
10:10 探訪台。展望台と言っても樹間から青笹や高ドッキョウの山並みや間に挟まれた大平辺りの集落が見えるだけで大した事は無い。10分ほど休憩した後再び歩き始めるが何となく気持ちが悪い。両側にイワカガミを身ながら比較的歩きやすい道を行く。
10:35 砂子山。突然吐き気がしてかなり勢い良く吐いてしまう。暫く休んでからお茶を飲み赤岳へ向かう。深尾尾根までは急で細い道をロープを使いながら一気に下る。途中ミツバツツジが終わりかけの花を付けている。鉄塔の辺りまで来ると左右の見晴らしが良くなる。富士山は霞んで見えないが青笹の斜面が目の前。急な下りで足がふらつくが、赤岳手前の急な登りに救われる。
11:30 赤岳。昼休憩。だが余り食欲が無い。バナナ半分と水分補給。飴をなめる。休んでいる間中近くで2〜3羽のウグイスが鳴いているが姿は見えない。
12:10 発。後は下るだけだが急なのでかなり辛い。
12:50 徳間峠。男性が3人昼食を摂っている。
13:00 発。ここからは杉林の中を下って行く。杉の枝打ちした枝が登山道に放置してあるのでかなり歩きづらい。人工の森には花が無いと言うが見事に花が無くなる。途中水のない沢やら流れの有る沢を何度か渡る。蛇だかミミズの超特大なのか良く解らないけど丁度杉の枯れ枝と同じ大きさの物がニョロっと動き出してメチャメチャびっくり!!!次は犬が登山道に寝そべっているし、吊り橋はあるし、今日の山行はビックリしたり恐ろしかったり大変でした。
14:00 徳間峠登山口。足はフラフラ最後に成ってガイドブックのコースタイムよりかなり遅れる。帰りにスギナを採取しようと思っていたが、杉林の連続で見事に無かった。残念。