至仏山
7月17日 曇り霧


前日21:30 清水駅発。
4:10 スキー場着。朝食、トイレを済ませ4:30現地バスにて鳩待峠へ向かう。
5:10 鳩待峠着後直ぐに出発。ぬかるんだ林の中を緩く登って行く。かなりのハイペースなので着いて行けない。丁度30分で5分休憩。この少し先くらいからマイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウが咲いている。1時間ほどで水場に着き順番に喉を潤す。冷たくて美味しい。ここからは低木の花が咲き始める。アヤメも1株有った。暫くすると湿原になる。小ヤマ沢田代だろう。ワタスゲの穂が一面に成っている。所々にタテヤマリンドウも咲いている。湿原が終わると木道の両側に花の木が出始める。シャクナゲが少々、ベニサラサドウダンの赤が見事。満開の見頃。コケモモもちらほら。
6:45 見晴台。少し手前の辺りからキンポウゲがちらほら咲いていたが、山の斜面に急にチングルマが見えたのでビックリ。しかも目の高さで上に向かって咲いている。よく見ると山の斜面の途中に登山道が有るので上下が草原に成って居て色々な花が咲いている。チングルマも想像していたより大きな群落だったので感激。チングルマの群落の中にイワカガミ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲが咲いていて色のコントラストがとても綺麗。板敷きの処で写真を撮ったり花を見たり一休みする間もなくドンドン出発。するとなにげに見た先にハクサンコザクラ。手の届くところに咲いている。もう大騒ぎ。進むに連れかなり大きな株も有りとても嬉しい。下の斜面にはハクサンチドリが鮮やかな色で目立っている。更に進むとハクサンイチゲとチングルマが共生している。急な木の階段登りだが気が紛れる。木の階段が終えると岩場歩き。ハイマツも出始める。胸の高さくらいになっている。ハイマツとシャクナゲが混生している間に登山道が続き登りと成っている。シャクナゲも所々で咲き、松ぼっくりの小さな様な物が真っ赤になって付いているがどうやらそれが蕾らしい。そして5〜6メートル先の岩についにウスユキソウ発見。登りでかなりスローペースだったので写真を撮る。暫く行くと絶壁の岩場を通り抜けるがここでペースダウンしていたらしい。でもその岩場にはウスユキソウが咲いていて目前に見ながら歩く。ここから小至仏山まではハイマツ、たかねばら、シャクナゲが混生していてウスユキソウ、キバナノコマノツメ等が足元に咲いている。小至仏山で写真を撮り直ぐに出発。ここからは登り下りの繰り返しらしい。5つ目のピークが至仏山とのこと。相変わらず岩場歩きだが草原にはウスユキソウとタカネシオガマが混生し、白と赤のコントラストが美しい。岩の間からはイワイチョウ、ミヤマダイモンジソウ、タカネシュロソウ等が咲き、ハイマツの間からはタカネバラ、シャクナゲが咲き気分の良い歩き。1カ所苦しい登りも有ったが何とか山頂に着く。北側の山並みは多少見えるが南側の尾瀬方面は霧で全く見えない。
8:00 山頂。比較的体力を残して着く事が出来た。
8:15 出発。滑らないよう注意して下るが岩と岩の間に溜まった水たまりに何度も落ちてズボンの裾はドロドロ。見晴台の手前の階段で足をグラしてしまった。見晴台で休んで湿布を貼りたかったが、前の人が行ってしまったのでそのまま下山。登りの時はガスで見えなかったが斜面にニッコウキスゲが2〜3輪咲いていた。水場で水を汲もうとペットボトルを出したが、水が濁っていてダメだった。結局最後まで休み無し一気に下山。
10:30 鳩待峠着。
11:00 鳩待峠発。




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