前日その前の晩から降った雪が周囲の山々を白くしていました。
かなり低いところでも白くなっているし、気温も差ほど上がらなかったのでまだ雪は新雪状態だと思い、兼ねてから気になっていた薩った峠の寒桜共に楽しもうと急遽お出かけ。今までなら舗装道歩きを少しでも減らそうと、旦那さんに登山口近くまで送ってもらったがそれも叶わないのでJR興津駅からの歩き出し。
翌日はお天気が悪いとの予報なので少し早めに起きて洗濯を済ませる。予定より早く支度が終えたので20分ほど早いバスに乗ることにする。
7:55 自宅発。8:04発のバスに乗り8:20発の電車に乗る。
8:30 興津駅スタート。さすがにこんなところでストレッチをする気にも成れず、そのまま歩き出すが、それが後になって悲惨な目に有った原因かな?雪道を歩くので荷物は余分なものは出して軽くした。靴紐は家を出たときのまま足首のところで簡単に結んだまま歩き出す。これが足首が自由になって舗装道歩きには楽だと言うことが分かった。暫し急斜面を登り薩った峠手前の墓地に着く。
9:00 墓地。ここに休憩舎とトイレがあるので、しっかり身支度を整える。薩った峠へ向かう山道を登り始めると左のふくらはぎに妙な張りを感じる。右ひざも疼くしトイレのところでストレッチをすればと後悔。でも何時ものように体が温まれば治まるかとそのまま行く。峠の手前に寒桜の大きな木が道沿いにあるが、満開から散り始めの様子。でも綺麗。写真を撮りながら進むと富士山から愛鷹連山、箱根の外輪山へと延びる山々が白くなっている。あちこちで写真を撮り随分と時間を使ってしまう。その後薩った峠を過ぎると暫く林道の登り。登山口を見落としてしまったかと思うくらい長かった。やっと登山道に入ると時期に妙なところに。新しく林道が延びてきてそこをいったん横切ることに。以前みかん畑の中に小さな看板が足元においてあり、それを見逃して1時間ほどさまよったので、これなら迷うことは無いと思った。
9:55 休憩。木々に囲まれた薄暗い登山道の脇に放置された畑があったので休むことにする。こんな所今まで有ったかいな?
その後は時折急登が出て来るがダラダラとした歩きが多い。バシッとかドサッとか聞きなれない音がするので、イノシシでも出てきたのかと怖かったが、高い木に積もった雪が落ちて来る音だった。そう言えば始めは氷の塊みたいなものがあちこちに有るが、標高が450mを過ぎた辺りから雪が積もったようになって来る。この辺りでは雪が解けずに雪のまま落ちているようだ。今正に雪が降っている感じ。この頃になるとふくらはぎの張りが強くなってきたので、少し伸ばそうと試みると痛みを覚えたので即辞める。後は痛みが強くならないよう願いながら歩く事にする。
その後少し開けた所に来ると登山道や周囲に雪が積もっている。思った通り新雪状態なので大丈夫。雪だるまを作って孫に写メ。このコースを歩いていて余り人に会うことは無いが、始めに単独の人とすれ違った後、重装備の若い男性7〜8人のパーティ、その後も2人連れ3組、単独1人とすれ違い、みんな近場で雪山を楽しんでいるようだ。雪の残る急な下りを2回するが無事通過。
鉄塔の真下が広く開けて明るい所があるつもりでいたので、そこで休むつもりだったが一向にその場所が出てこない。雪が無くなり西山寺への分岐の所で休憩。
11:20 休憩。お腹が減ったのでパンを食べる。その後は下った分また登りが続き次第に周囲が白くなってくる。懸念していたロープの着いた急登も比較的楽に登れた。2度目の急登の後からは積もった雪道。チョッとそれてお決まりの自分の足とも付けて来ました。野外活動センターからの道と合流するとこちらはすっかり踏まれて、土が出ているところも。その後雑木林の急登を過ぎてなだらかに成ると日差しで登山道はすっかり雪が解けて水び足し。
12:40〜13:00 山頂。荷物も軽くした割には時間が掛かった。富士山もまだ綺麗に見えているし、雲の中と諦めた南アルプスも白根三山、仙丈、鳳凰三山、甲斐駒と真っ白な峰が見てた。途中セスナ機が優雅に飛んでいるのが見える。チョッと遅くなったので、早々に下山とする。久しぶりにステッキを取り出し、慎重に歩く。所が30分ほどでついにふくらはぎに痛みが。雪道に備えて出したつもりのステッキがふくらはぎをかばうのにお役立ち。右ひざも左足をかばって変な力が入るのだろう、痛みが出る。こちらは野外活動センターから駐車場へ向かう道に入るところが吹き溜まりになって20センチほど積もっていた。その後林道に雪が残ると嫌だと思っていたが、すっかり無くなっている。
14:20 休憩。何とか左足はもっているが力を入れることが出来ない。いつの間にか引きずるように歩いている。平地になってもやはり力を入れると痛む。
15:10 由比駅着。15:29発の電車に乗り帰宅。ふくらはぎは1日経った今日も痛い。今後の山行に不安が残る。