竜爪山ＶＯＬ．６４

８月１日　　曇り、晴れ　　単独

先月２４日頃から五竜岳を狙っていましたが、雷雨の予報が何時までたっても変わらず、２日からは娘に車を貸す約束になっていたので泣く泣く断念。

ならば車が有る内にと竜爪山へ行くことに。でもこちらも連日黒い雲が山腹を覆い不安定な天気。雨が落ちてきたら戻る事にして、ナンバギセルとイワタバコ。あわよくばキツネノカミソリに出会うことが出来るかとお花探しに徹することに。

そうは言っても遅い時間になると暑いし、雨の確率が高まるので竜爪山にしては早立ち。

８：２５　スタート。最高気温が２９度という事なので比較的涼しく登れる。少し登山道を逸れて最初のイワタバコの自生地へ行くが、花柄も蕾も全く見当たらない。昨年はイッパイ付いていた葉も少なめ。テンションメチャ下がる。

９：１５　休憩。ナンバギセルは丁度良いはずと言い聞かせながら歩く。神社には寄らず花探し。目印の番号は目標の数に程遠い。しかも２００番以上数を減らさなくては成らないのに増えて行くばかり。もう１つ先へと何度も思いながら行くと突然１００番下げたので俄然やる気が出る。それにしても一向に目標の数にはならない。周囲を見てばナンバギセルが咲くには適したススキの原が広がるが眼を凝らしてもそれらしいものは見当たらない。

と目的の数字に近づいた。１つずつ見てゆくとやっと目標物。周囲には想像以上の大きな花が。正式にはオオナンバギセルと言うらしいが名前の通り径が２～３ｃｍほどの大振りのお花。ザックを放り出して撮影タイム。大満足で次のお花ポイントへ。

１０：３０　神社。水分補給だけして歩き出し。

この頃は薄日も射し道も乾いていたが、細い登山道へ入ると下は湿っているし、覆いかぶさる下草は濡れているので足元はびしょびしょ。２つ目のイワタバコの自生地はビンゴ！！！

まだ蕾も多く見頃でした。でもこちらも昨年に比べると数が少ない気がする。

最後にキツネノカミソリと思い先へ進むが次第に雲の中に入りポツポツと雨が落ち始める。でもここまで来たのだからと進み着いてびっくり。

お花は咲き初めだが、立ち上がる蕾の数に圧倒される。こちらも正式にはオオキツネノカミソリと言うようだ。」

ずーと下に向かって延々と続いている。それだけで大満足。上を見ればガスが掛かっているのでこれ以上登る気がしないし、この湿ったところで休む気にも成れず引き返す。お花を追いかけてお花を見るのが休憩になっていたので、神社までが長かった。

１２：４０～１３：１５　神社。時折日も射し山頂辺りも明るくなったが、結果論で見たかったお花全てを見ることが出来たのでＯＫです。お結びを食べるが、ろくな休みも入れずに歩き回っていたのでぐったりしてしまって長居をしてしまった。

後はひたすら下るのみ。２７丁目辺りで登りの人とすれ違うがこんな時間からと思う。でもこれで最後の１人ではなくなるとチョッと安心。

１４：０５　水汲み場着。帰り支度をしていると車が到着。水を汲みに来たんだろうと思っていたら山へ行く支度をしている。

え～～～えっだよね。

今回は竜爪山とは書いたものの山頂へはほど遠いところで戻りました。