山を始めた頃6月の雨上がりに1度出掛けたことが有りました。登山口を過ぎ鉄塔の辺りで覆い被さる葉っぱを払いのけながら歩き、ササユリが咲いているのを見つけた処で引き返してしまいました。その後田代峠の登山口付近で晴れ間が出てきたので合羽を脱ぐため休んでいると、渓流釣りの人に会い首にヒルが付いているとのこと。自分では見えないし食いつかれる前に取りたかったのでお願いして取ってもらいました。見ると合羽に沢山付いていてビックリ。山の事など何も分からず勢いだけで歩き回っていたのですね。その事が有って以来5月下旬位から雨降りや雨上がりには低山へは行かない事にしました。真富士山にはマムしも出ると聞き興津側上流部は冬に行こうと決めました。その後何度か冬を越しましたが、出掛けるチャンスが無く今回ようやく出掛ける事が出来ました。山頂からの絶景を楽しみに歩きましたが、稜線上の背丈より高いクマ笹の中を歩くのは始めての経験でした。幸い今回は怖い思いをせず思ったより早く下山でき楽しい山歩きが出来ました。
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